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みんなでしんがり思索隊

書いてみよう、それは案外、いいことだ。 / 載せてみよう、みんなで書いた、幻想稿。
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宗教は標識だ。 / 著者:こはく - ch12

「しんがり」みたいなところでは、たまにはタブーを見ないフリしてみるのもいかがでしょうか。
chiamsa 12:「『宗教』に関するあなたの考え」前口上より
これを読んで、僕は『あること』を言う決心ができました。
僕の家は、創価学会員です。
…。
まあ、それだけなんですけど。
世間では創価学会は政治に介入してきてなんだかんだ、池田大作がなんやかんや、勧誘があーだこーだ、っていうことが声高に議論されています。
創価学会は世界の終焉をもたらすだとか(?)政治を宗教戦争に巻き込むだとか(??)言われていて、創価学会があたかも悪の根源であるかのように語られています。
が、僕個人としてはそんなことは正直言ってどうでもいい
創価学会の(僕にとっての)重要な役割、それは、家族にいつも常に感謝できる人間になることを教えてくれたこと。
ただこの一点のみが重要なのです。

僕は生まれた時から創価学会員でした。
僕が生まれる前から両親が学会員だったのですね。
そのおかげで僕は子供の頃から創価学会の会合とか中継放送みたいなものに参加して(させられて)きました。
子供には全く面白みのない、興味も沸かない話ばかりでしたが、ただひとつ、共通のメッセージがそこには散りばめられていました。
「お父さんとお母さんに感謝すること」
というメッセージです。
僕が創価学会で学んだことは、突き詰めるとこれになります。
家族を思いやること、もっと言えば、人と人のつながりを大事にすること。
これが僕がこの団体から受け取った、最大にして最高のメッセージです。

直接関係あるかどうかはわかりませんが、僕には反抗期という時期がありませんでした。
面と向かって「ありがとう」ということはなかなか出来ていませんが、すこーしずつ、行動や言葉で感謝の意を家族には示しているつもりです。
僕にとっての創価学会は、夜寝る前に家族みんなで仏壇の前で『南無妙法蓮華経』と唱える。
ただ、これだけ。
僕にとっての宗教はただ、これだけなのです。

…うーん、なんだか宗教に関してというか、僕に関してのお話になってしまいましたね。
このまま終わるとテーマを消化していることにならないので、最後にテーマである『宗教に関する僕の考え』を述べて終わりにしたいと思います。

宗教というのは、標識です。
広大な人生をという大地を歩む人が仰ぐ、標識。
人はみな幸福という目的地を目指しています。
でも、ほとんどの人はその幸せにたどり着く方法が分からない。
「こうだ!」と思って歩みを進めても、そこは理想の地ではなかったりする。
目的地は分かっていても、その目的地に行くことができない。
そんな人たちを宗教は導くものだと思うのです。
目的地を示して、方向の狂いなく人々が思う目的地に導いていく。

宗教が無数にあるのは、人の目的地が人によって異なるから。
ディズニーランドに行きたい人、ユニバーサルスタジオに行きたい人、北海道に行きたい人、沖縄に行きたい人、それぞれが同じ標識を見て目的地を目指すわけはありませんよね。
それぞれの人が求める目的地にたどり着くための適切な標識、これが宗教なのではないでしょうか。

ではでは、以上です。
ありがとうございました。
こはく

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