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標準語から関東弁へ / 著者:ゆうちゃん - ch7

こんにちは、ゆうちゃんです。

私の思い出の詰まったメンタルブロックについて、お話したいと思いますので、どうぞお付き合いください。

私は関西で生まれ、関西で育ちました。生まれてからずっと関西弁という言葉の中で生活をし、関西弁という言葉を使うのが当たり前になっていました。旅行等で関西を出るときも(中国地方、四国地方が多かったこともあり)常に関西弁を話していました。

そのため、関東の言葉もとい標準語を耳にすると、聞きなれない違和感とともに自分と違った言葉を話している彼らを軽蔑の眼差しで見るようになっていたと思います。標準語を話している人はみな同じ話し方をしているように思いました。その話し方から突き放すような印象を受け、標準語は冷たい言葉だというメンタルブロックが築かれたのです。

そんな私のメンタルブロックを壊すきっかけをくれたのが、居酒屋でバイトをしているときに知り合った方でした。東京から転勤してこられ、その店で私がバイトを始めたときにはすでに常連さんでした。はじめはメンタルブロック、苦手意識を持ちながら接していましたが、月日が経つにつれてその人自身とアイスブレイクすることができ、なんの抵抗もなく話せるようになったのです。このころから関東の言葉を耳にしても、違和感は感じるものの、「標準語だ」と思う程度になってきました。

そんな小さくなったメンタルブロックが外れたのはつい最近のことです。先日行われたなゆらぎ誕生祭で私のメンタルブロックは外れました。それは参加者の話し方や言葉、つまり、無機質で突き放すような標準言語、みんな同じトーン、みんな同じ話し方をしていると思っていたものが、実は違ったのです。

このなゆらぎ誕生祭で私にとってとても大きな発見となりました。同じ東京育ちの人であっても、話し方、イントネーション、間など人それぞれ違うのです。それを発見したとき、私の中で今まで「標準語」であった言葉が「関東弁」に変わりました。関西弁を話してる人がみんな同じ話し方やイントネーションではないように、関東弁を話してる人もみんな同じではない、そう気づくことができたのです。無機質なイメージだった言葉が、有機的な意味ある言葉へと変わったとき、私のメンタルブロックは外れました。

みなさんにとっては何気無く話している関東弁かもしれませんが、私のようになんらかの抵抗を持っている人も少なからずいる、と、知っていただけたらと思います。また、言葉はすごくおもしろいものです。地方ごとに方言があり、方言の中にも違いがあり、個人の中でも違いがある。
私にはまだまだ勉強しなければならないことがたくさんあるようです。

下手な文章にお付き合いいただきありがとうございました。




おーわり

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