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みんなでしんがり思索隊

書いてみよう、それは案外、いいことだ。 / 載せてみよう、みんなで書いた、幻想稿。
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問題意識の行方 / 著者:ドーナツ - ch8

ここ最近の「御題」がどうも難しい。
思うように答えるためには、自分なりに咀嚼するしかない。

というわけで、少し趣旨からズレてしまいそうなのは許してほしい。

「私の深刻がっていること、深刻ぶっていること」とはいかにと考えたとき、基本的に楽天的に生きている私には深刻なことなんてないのではないかと思った。
むしろ、私に関することで他人が深刻がっていることを、私自身は全く深刻な問題として捉えていないことが多い。

それでは、深夜のテンションで再考する。
「私に取って深刻なもの」とは一体何なのだろう。
あ、それって勉強したいと思っていることなのでは?と簡単な答えが出て来た。

専攻が専攻なので、授業でも中東問題を深刻な問題として捉えてディスカッションすることが多いが、多くの日本人にとって中東問題など「どっか遠いところの宗教紛争」にすぎない。
私が春に衝撃を受けた「クリミアのロシア併合」も、多くの日本人にとっては「ウクライナ?ロシア?大変だね〜」程度のものだろう。

このように、自分が当事者でない問題(ばかりでは決してないのだけど、まぁそんなかんじ)を深刻に捉えるという「問題意識」を持つということそのものが、ある意味私にとって「深刻」なことである。

今回の御題「私の深刻がっていること、深刻ぶっていること」には、どうも「私にとっては深刻だけれど、他人にとってはどうってことないこと」というニュアンスがちらちら浮かぶ。
というわけで、具体例として中東問題とウクライナ情勢という2点を挙げてみた。
これらを深刻な問題として捉えている読者はどれくらいいるだろう。
きっとそれほど多くはないのではないだろうか。

大学生という身分なので、「深刻」と認識してしまったモノは勉強するしかない。
まして中東問題は専攻そのものである。
「深刻」と認識しているからこそ専攻していると言えなくもないが、専門と言えるレベルまで勉強……いや研究するほかない。
「勉強する」「研究する」ということは、まず文献を漁り、ディスカッションをし、気になる点は先生に質問するなどし、場合によっては調査をするということだ。
「深刻」が「問題意識」へと変化し、「研究」に昇華されていく、これは大学生としては最高の生き方ではなかろうか。

そうは言ってもうまく行かないのが人生で、はい、書き終わったのでいい加減アラビア語をやろうと思います。(語学キライ)

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