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みんなでしんがり思索隊

書いてみよう、それは案外、いいことだ。 / 載せてみよう、みんなで書いた、幻想稿。
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*きまぐれ索引(ら〜ん)*

《ら行》(ラブやで〜――ロマ――。)




【ラブやで〜】(らぶやで〜)――寝返りレタスさんの造語(新規概念)。

 明確な定義自体はないが、文芸誌『あみめでぃあ』に寄稿された『@各位 ラブやで〜』では、「ラブはひとつの人間的概念」「ラブとは人と人をつなぐ体温的姿勢のこと(あるいはそれを築きあげる装置)」「割り切れないものを割りきらずに受け入れること」「自分にとって不都合なものと向き合うための心構えをさせてくれる装置」「プライドを乗り越えるもの」「(ラブやでとは)相手の手元に置くような、控えめで《念押しの形でありながら全く押さない念押し》の役割を持っている」「温かくて鈍くさくて気取らない関西のオバチャン的なローカル感と空気感を持っている」「生き急ぎがちな人のブレーキ」「ラブな関係を築きたいなという宣言の形をしていない宣言(受け取らないことも可能な非明示的メッセージ)」などの言葉で説明されております。

私が大好きな法則…それは 、「ラブやで~」って言ったら「ラブやで~」ってなる法則です。
(「ラブやで〜」の連鎖 / 寝返りレタス)

「ラブやで~」って言うのは、なんていうかこう、愛じゃなくてラブって言っちゃって、しかも関西弁で、しかも波ダッシュ(~←これ)までついていて、ゆるーいかるーい言葉のようなのですが、まずこの「ラブ」というのが肝心要なのです。 
(同上)

【ロマ】(ろま、じぷしー)――主にヨーロッパにいる北インドの移住民族。外名あるいは蔑称としては「ジプシー」。
 とはいっても、民族を定義することは極めて難しく(ヨーロッパはどこの国を見ても人口の1/5ぐらいが移民ですし)、いまも多くの誤想や思い違いなどがあるらしいです。
 アメリカや日本は、ヨーロッパの「ロマ差別意識」に無関心ですが、最近ではEU内でかなり問題になっているそうですね。ホロコーストの迫害事件などからずっと、印象悪いようですから。
 そんなロマの「自由の悲痛」が炎魂的に(soulfully)溢れだしている音楽が、ロマ音楽というものです。以下にジプシージャズと呼ばれるジャンルのロマ音楽を載せておきますので、ぜひ聴いてみてくださいませ。独特で自由なリズム(主に7/8拍子とか、9/8拍子とか使います)、滑走するようなテンポ感のある非意味的に連続した音の群れ、最高速度の魂のうねり、とても素晴らしいものです。

・Tchavolo Schmitt - Valse à Dora


・Latcho Drom - Taraf de Haidouks


ロマを歌わせるのは望郷の念であると聞いたことがあります。帰る場所を求めて歌うのだと、定住しはじめると歌うのを止めてしまうと、 そう聞きました。
(好きなもの の ひみつ / ネコ)

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